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◇コメント |
この作品の原型は古く、「ペガサスの騎士」や「龍の騎士」と同じ頃で、例によって中心に鶴の基本形を仕込んで周辺部で遊ぶという方法論によるもの。当初は少し短い手足のほかに翼が出ていて、その名も「翼の騎士」という作品でした(失笑)。「翼が生えている鎧の騎士」という、あまりの意味不明さに呆れてしまい、封印をしておりました。
今回復活にあたり、翼をそのまま盾と剣にし、そのぶん足の領域を伸ばし、足を長くすることができました。結果的に非常にオーソドックスでケレン味のない造形となりました。
内部の角を鎧の胸当や肩当に使っているのがこの作品のポイント。あと両足は基本形の段階ですでに外側に大きく開いていて、これもちょっとお気に入り。
正直言って、こういうファンタジー的というかゲーム的な題材って、今の自分が志向するものではないのですが、出来てしまったものは仕方ないなぁって感じです。 |
(2005/04/17) |
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