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「ぺガサス」は創作の対象として、非常に好まれている題材です。その理由としては、フォルムの美しさが意欲をかき立てることのほかに、角(かど)の数が8つ(手足、翼、頭、尾)なので非常に折りやすい点があげられます。
「馬」の頭部の表現が気に入っていたため、なんとか同じ表現を使って「ペガサス」が折れないものかと考えました。結果、「馬」の基本形をそのまま拡張し翼を折り出しました。折り出しの比率は私の作品にしては珍しくわかりにくいものです(といっても大したことないですが)。
尾が紙の内部か出ているので、かなり分厚くなって折りにくいのが難点。というか、他の長所を打ち消しかねない致命的な欠点かもしれません。
◇タイトル | ペガサス |
◇創 作 | 1998年2月 |
◇方 式 | 不切正方形一枚折 |
◇折 図 | 「第6回折紙探偵団コンベンション折図集」掲載(入手困難) |
◇用 紙 | 雲竜紙(薄口) |
◇難易度 | ★★★★ |