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ふと”腹割れ”の動物を作ってみようと思って、「象」の基本形をいじっているうちにできてしまいました。余った大きい角をたてがみに見立てたのですが、それでも耳の部分なんかはまだ紙が余っています。”設計”をせずに行き当たりばったりでやっていると、このようなことがままあるのです。
ライオンは以前にも「ライオン(96年バージョン)」というのを折っていて、なんとかこれを完成させようと、ずっともがいていたのですが、今回ひょうんなことから別バージョンができてしまいました。これで96年バージョンをやっと成仏させてやることができるというものです。
「ライオン」といえば、小松英夫さんの作品が秀逸で、なんとかそのイメージから逃れたかったのですが、はたして・・・。嬉しいことに、小松さんは『をる』に掲載された私の96年バージョンからインスピレーションを受けたのだそうです。因果はめぐるのだなぁ。
<追記>
後ろ足の出し方とたてがみ部分の折り方を変えました。完成写真・展開図差し替え
<2009/03/29>
◇タイトル | ライオン |
◇創 作 | 2004年11月 |
◇方 式 | 不切正方形一枚折 |
◇折 図 | なし |
◇用 紙 | 里紙(70kg) |
◇難易度 | ★★★★ |