コメント
お気に入りの作品の一つ。
「動物園にいるようなポピュラーな動物はひととおり折る」という野望があるので、「パンダ」も以前から折りたいとは思っていました(頭部だけなら、過去にいったい幾つ試作したことやら)。もちろん「パンダ」は偉大なる先達の皆さんが沢山折られているので、いかにオリジナリティのある造形にするかが最大の課題でした。
顔の造形と後ろ足のデザインが先に出来たのですが、それの全体構造への組み込みと前足のデザインに難渋しました。この前足の造形が最後に決まったときは嬉しかったですね。プロポーションだけでなく色分けにも配慮しなくてはならないので苦労の多かった作品ですが、結果的に「リアル」「かわいい」「折りやすい」の3点のバランスが奇跡的にうまくとれた作品になったと、ちょっと自惚れています。
◇タイトル | パンダ |
◇創 作 | 2007年4月 |
◇方 式 | 不切正方形一枚折 |
◇折 図 | 「古典から創作まで なつかしくて新しい 折り紙の教科書」収録 「折紙探偵団マガジン106号」収録(お問合せはこちらへ) |
◇用 紙 | 越前もみ紙 |
◇難易度 | ★★★☆ |