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母親と赤ん坊との1紙2体折り。私のレパートリーの中では数少ない「見て驚け」系の作品。左右非対称作品というのは自分にとってはチャレンジでした。造形的には北條高史さんの影響が強く出ています。髪の毛の表現とか、スカートの立体感とか。
いつだったか、BSの番組に出演させていただいたときに、本作を代表作であるかのようフィーチャーしていただいたことがあります。やっぱり造形のインパクトがあるんですね。
この作品のもとになったのは、2004年に開催された妖怪折り紙コンテストの応募用に作った「姑獲鳥」。ただ、あまりにも題材がマニアックなため、普遍的な題材へとモデルチェンジしました。
「はじめから2枚で折ればいい」とか「無理がある」なんて声もあるかも知れませんが、何でも1枚で折るのが自分の”折り紙”ですし、単純に人が驚くことをやってみたくなるときもあります。
◇タイトル | 母と子 |
◇創 作 | 2004年10月 |
◇方 式 | 不切正方形一枚折 |
◇折 図 | なし |
◇用 紙 | 里紙(70kg) |
◇難易度 | ★★★★☆ |