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この作品を創作する上で念頭にあったのは高濱利恵さんの「椿」(「トップおりがみ」所収)。あの作品は長方形で蛇腹構造だったんで、正方形のカドの部分に「五弁の花」を組み込んで、その周辺部分で枝や葉を折れるんじゃないかと思いました。いくつか試作したバージョンの中には葉っぱを折り出したものもあったのですが、いろんな要素を考慮して、枝が1本突き出ているだけのシンプルな形に落ち着きました。
本作の一番の工夫は花びらで、余分にカドを折り出していて、それを重ねてロックすることで閉じた構造になっていることです。
◇タイトル | 花一枝 |
◇創 作 | 2011年12月 |
◇方 式 | 不切正方形一枚折 |
◇折 図 | 「第21回折紙探偵団コンベンション折図集」掲載(お問合せはこちら へ) |
◇用 紙 | カラペ2枚とアルミホイルの裏打 |
◇難易度 | ★★★☆ |